【不動産賃貸】サブリースのリスクと対策について
2025/01/22
不動産賃貸のサブリースとは、オーナー(物件所有者)が物件を不動産会社やサブリース業者に一括で貸し出し、第三者(入居者)に転借する仕組みのことを言います。
サブリースの契約の種類
サブリース契約の中では、賃料固定型(家賃保証型)と実績賃料連動型(パススルー型)の2種類あります。
通常の賃料固定型は、物件オーナーがサブリース会社(または管理会社)と契約し、一定期間の間賃料を固定した金額で受け取れる仕組みのことをいいます。
実績賃料連動型(パススルー型)とは、オーナーに家賃保証を行わない契約方法になります。管理会社が貸主とし、入居者対応や集金などを行います。
賃料固定型と違い、家賃保証や空室保証が無いのですが、オーナーに支払う賃料が家賃に連動し、高めに設定されています。
サブリースの注意点
保証家賃は相場より安くなっており、本来、オーナーの収入となる礼金や更新料などもサブリース業者の収益となるのです。原状回復費用や設備交換などといった修繕費用は原則オーナー負担になるため、業者からまとまった費用を請求されてしまい、結果不動産投資の収益が下がる可能性もあるのです。
メリット
・空室リスクの軽減
・管理の手間軽減
・相続対策
デメリット
・家賃保証額の下落リスク
・管理費用が高い
・契約解除の難しさ
・不動産売却時の価格低下
・設備修繕とリフォームの負担
まとめ
不動産投資はリスクはつきものです。その中でもサブリース契約を行う際には、リスクやメリット・デメリットをしっかり理解しておく必要があります。契約内容や法的知識をしっかり理解しておくことで、信頼度の高いサブリース会社と契約し、リスクを最小限に抑えることが可能となるでしょう。
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